ダイブ界の作り方
以前、この世とあの世の中間世界、デスタウンについて語りました。
今回はもう少し踏み込んだ話をします。
ダイブ界の作り方についてです。
デスタウンへは⋯⋯通常の明晰夢の範疇を越え、夢全体を完全に操作する事ができるようになれば、行くことが可能⋯⋯と、説明したと思います。この完全に操作するための準備作業がダイブ界の作成となります。
つまり、デスタウンの中で完全に操作できるようになった一つの閉じられた世界が「ダイブ界」となります。
夢全体を完全に操作する方法としては⋯
瞑想により軽いトランス状態となってから、廊下のような場所を突き進んだ先にある世界がダイブ界であったり⋯⋯空想遊びをするように、そのままダイブ界を楽しむやり方もあります。
もちろん、明晰夢や幽体離脱で同様のやり方は可能です。当作品の主人公である夕菜は、主に明晰夢による方法でダイブを実現します。
ダイブ界はある種の「箱庭療法」的な遊びとも言えるでしょう。
気になるダイブ界の世界観、世界像のようなものですが⋯⋯
これは実践者各自が好きなように設定可能です。基本、空想を深化させたものなので、自由自在に設定が可能です。
好きなゲームやアニメの世界観を参考にして作る人が多いです。私⋯⋯そう言えば、自己紹介がまだでしたね。
私の名はアレクサンドル・ワタシノフスキーと申します。
私の場合、エースコンバットの大ファンであるため、同作品の世界観であるストレンジリアルを参考に、自身のダイブ界を作り上げました。この作品は⋯⋯そんな世界で巻き起こる物語へ発展して行きます。
ここで注意点です。
ダイブ界は一人一人が持つ閉じられた精神世界です。他の誰から干渉を受けることはありません。以降、作中でダイブ界の共有シーンが描かれますが、そのような事は再現不可能なのでご安心ください。
共有ダイブ自体は創作です。
ダイブ界を持つことのメリット、効果として⋯⋯
なんか楽しくなります。
過去の嫌な事⋯全部、忘れられますよ。脳のリソースをすべて良い方向に活用できるので、現実も充実して来ます。
ダイブ界で得た着想や経験は現実でも役に立ちます。
運も良くなり人生ハッピーになれます。