デスタウンの行き方
この世とあの世の中間世界、デスタウン⋯⋯
それはあなたのすぐ横隣で広がっている霊界の一種です。
人は死ぬと⋯⋯いきなり、天国か地獄へ行く訳ではありません。まずは、生前の行いを振り返りながら、死後の世界を旅します。
そうやって⋯⋯
自戒と自省をする場がデスタウンです。
生前、もの凄く素行が悪かった人でも⋯⋯天国へ行けるチャンスがまだ残されていたりします。まぁ、気休め程度にしかなりませんけど⋯⋯
人間の本質なんて、死んでも尚、容易に変われるものではありません。
そんな話はともかく⋯⋯
臨死体験と言うものは、デスタウンでの記憶になると言えます。そう、生きている間も、デスタウンへ行くことができます。
確実な方法は「幽体離脱」になります。
肉体と魂が分離した状態、死と同等の状態になりますから確実です。実際、幽体離脱ができる人の話では⋯⋯離脱した瞬間、しばらく、現実世界にとどまった後、気がつくと見知らぬ空間を漂っていたりするそうです。
ただ、幽体離脱は習得の難易度が高く、誰でもと言う訳にはいきません。
一方、この幽体離脱⋯⋯
実は、普通の人でも毎日のように起きていたりします。それは「夢」です。夢見の状態は、体内で幽体離脱した状態と言えなくもありません。
そこで、もしも夢を自在に操ることができたら⋯⋯
察しの良い方なら、もうお分かりだと思います。明晰夢を利用することで、デスタウンへ行くことができます。
ただ⋯⋯
基本的に、明晰夢は途中で夢の中にいることに気づいて、以降、好きな行動ができるだけに過ぎません。
では、どうやって、明晰夢でデスタウンへ行くのか?
最初から夢全体を操作できるようになれば可能となります。タルパ作りと同じで、事前に考えておいた夢のシナリオの再現を試みることで、望む世界観をしたデスタウンへ行けるようになります。
しかし、明晰夢も習得は容易でありません。
そこで、白昼夢です。
夢でも見ているような空想、白昼夢を体験したことのない人はいないと思います。それを明晰夢化させたものがダイブです。
ダイブは⋯⋯
空想遊びを深化させたもので、比較的、習得が容易です。